ホカホカに炊けたおいしそうな白いご飯、でもなんとなく変な臭いが…。
こんな経験で困っている方はいませんか?
毎日使うものだからこそ、意外と見逃しがちな炊飯器のトラブル。
と言うわけで今回は、炊飯器で炊いたご飯や炊飯器が臭い場合の原因や消臭方法について詳しくまとめてみたいと思います。
炊飯器で炊いたご飯が臭い…?
炊飯器で炊いたご飯がなんとなく臭いということで困っている方が結構多いみたいです。
見た目では全くわからない場合がほとんどですが、炊飯器から立ち上る蒸気やお茶碗盛った時の香りなどでなんとなく異臭を感じることがあります。
せっかくのおいしいご飯も、臭いが悪いとそれだけで気分も悪くなり食欲がなくなってしまいますよね。
と言うわけで、臭いの原因や消臭方法について確認していきましょう。
炊飯器のご飯が臭い原因
炊飯器で炊いたご飯が臭くなってしまう原因としては以下のようなことが考えられます。
- お米自体の問題
- お米の炊き方に問題がある
- ご飯の保温時間の問題
では順番に詳しく確認していきましょう。
お米が古くなっている/臭いが染みついている
保管しているお米自体に問題があるため臭くなってしまっている可能性も十分考えられます。
まず購入してから時間が経ちすぎていると、品質が落ち、炊いた際に変な臭いが発生することがあります。
また、お米は周囲の臭いなどを吸着しやすい性質を持っているため、生ごみやごみ箱の近くにお米を保管している場合は、お米自体が臭くなってしまっているのかもしれません。
保管日数や保管場所に問題がありそうな場合は、まずそちらから改善しておくことをオススメします。
お米の炊き方
まず基本的なポイントとして、お米の炊き方に問題が無いかどうか確認しておきましょう。
お米を炊く際、無洗米でない場合はしっかりと水で研いでやる必要があります。
この手順を怠ると、お米に付着した汚れやぬかなどが残ってしまって、炊飯器で炊いた時に独特の嫌な臭いが発生することがあります。
ただ、お米が削れすぎて触感や風味が悪くなってしまうため、研ぎすぎもよくないんですが、ある程度すすいだ水が綺麗になるくらいまでは繰り返すといいかと思います。
ご飯の保温時間
炊飯器で炊いたご飯を長時間保温したままにしておくことで異臭が発生してしまう可能性もあります。
炊きあがったご飯の保温時間は、基本的に10~12時間までにとどめておくとよいかと思います。
炊飯器の温度や周囲の環境にもよりますが、保温開始から30時間も経つとご飯がどんどん固くなってしまい、風味も落ちて変な臭いが発生することがあります。
もし炊いたご飯を消費しきれない場合は、ある程度冷めてからラップなどに小分けにして包み、冷凍保存しておくのがオススメです。
ご飯を食べる際は電子レンジで温めなおすだけで簡単に元の状態に戻せるので、非常に使い勝手がいいんです。
炊飯器自体が臭い場合も…
炊飯器で炊いたご飯が臭い場合、炊飯器自体に臭いの原因があるケースも考えられます。
夏場や湿気の多い場所などでは、ご飯を炊いた後に長時間放置していると、カビや雑菌などが繁殖してしまいがちです。
普段から洗浄するのはどうしても炊飯釜だけになりがちなので、蓋の裏や細かい部分に臭いの原因が残ってしまっている可能性が高いです。
そういった場合の炊飯器の消臭方法についても確認しておきましょう。
炊飯器の消臭方法
では炊飯器自体が臭くなってしまった場合の消臭方法についても簡単にご紹介しておきたいと思います。
炊飯器の消臭には、ドラッグストアやスーパーなどで手に入る「重曹」や「クエン酸」などの洗浄剤を使って炊飯器を洗浄する方法です。
具体的には以下の手順で実施してみてください。
- 「重曹」を溶かした水を炊飯釜に入れる。
- そのまま通常通り炊飯する。
- 終わったら各パーツをできるだけ水洗いする。
- 次に「クエン酸」を溶かした水を炊飯釜に入れる。
- そのまま通常通り炊飯する。
- 同じように炊飯後に各パーツを水洗いする。
これだけで、炊飯器の汚れや臭いを解消することができます。
まとめ
今回は、炊飯器で炊いたご飯が臭い時の原因や消臭方法について詳しくまとめてみました。
せっかく炊いたご飯の臭いで困っていたという方はぜひ参考にしてみてください。
ご紹介した内容がお役に立っていると幸いです。