シャンパンやスパークリングワインって飲みやすくておいしいですよね。
最近はコンビニなどでも手軽に購入できるため、お祝いやパーティなどに限らず普段飲みで選ばれる機会も多いかと思います。
ただ、ボトルを空けきれずに飲み残してしまった時などに、蓋ができず困ってしまったって経験はありませんか?
というわけで今回は、シャンパンやスパークリングワインの蓋について色々と情報をまとめてみたいと思います。
シャンパン・スパークリングワインは蓋ができない?
まずはシャンパンやスパークリングワインの蓋(コルク)についての基本知識を知っておきましょう。
通常のワインなどであれば、抜き取ったコルクをそのまま再度ボトルに挿し込んで保存することができますよね。
ですがシャンパンやスパークリングワインなどの発泡性のお酒の場合そうはいきません。
実は中のガス圧によってコルクが飛んでしまわないように特殊な太いコルクが使用されているんです。
そのため、特殊な圧縮機でもない限りボトルに再挿入することはまず不可能です。
ボトルの飲み残しはどうする…?
じゃあシャンパンやスパークリングワインって毎回飲み切らないといけないのか…。
基本的にはその通りです。
そもそもこの手の発泡性のお酒って、未開封だとしても保存期間はかなり短めに指定されています。
と言うのも、木くずを固めたコルクではどうしても完全に密封することができず、徐々に中のガスが抜けてしまうんです。
そのため長期間保存すると、かなり気の抜けた飲み口になってしまいちょっと残念な感じに…。
とは言え、一人で飲みたくなる時や少人数で軽く飲むって機会もありますし、飲み切れずに保存しておきたい場合もありますよね?
そういった時のために、ボトルに蓋をするための専用器具が色々と売り出されています。
あると便利なボトル器具
普段から自宅でシャンパンなどを飲む機会が多いって方なら、一つは持っておくと便利なのが「シャンパンストッパー」です。
ゴムやシリコン製の特殊な栓でボトルの飲み口を塞ぐことで中のガス抜けを防いでくれます。
もちろん本格的な物を購入してもいいんですが、最近は100円ショップや雑貨屋などでも低価格で販売されています。
高級なストッパーを使ったとしても保存期間はせいぜい2~3日が限度ですので、それほど気合の入ったものを用意しなくてもいいかもしれません。
専用器具が無い時の代用テクニック
「シャンパンストッパー」などの専用器具って普段から使うものでも無いですし、必要な時に手元に無いってことも多いですよね。
そういった場合に、蓋をするための代用テクニックをご紹介しておきたいと思います。
「キッチンペーパー」で簡易ストッパー
まずは私もよく使っている方法で、「キッチンペーパー」を使ったテクニックから。
具体的にはこんな感じ。
- キッチンペーパーを4つに折り畳む。
- クルクルと丸めて筒状にする。
- 軽く水で湿らせて硬めに絞る。
- ボトルにねじ込む。
キッチンペーパーを丸めることで、ちょうどいいサイズになって綺麗にボトルに栓をしてくれるんです。
ただ、あまり濡らしすぎるとお酒に水分が混ざってしまったりもするので、しっかりと絞ってからねじ込むようにしてください。
「ラップ」でカバー
もう一つの方法が、用意しやすい「ラップ」を使った代用テクニックです。
やり方は簡単で、ボトルの飲み口をラップで覆いゴムなどできつめに縛るだけでOKです。
ただこの方法ではかなり密封力は控えめなので、遅くとも翌日までには飲みきらないと、かなりのガス抜けを感じてしまうかもしれません。
まとめ
今回はシャンパン・スパークリングワインの蓋に関するアレコレをまとめてみました。
改めてご紹介した内容を簡単に振り返っておきましょう。
シャンパン・スパークリングワインの蓋について
- コルクは特殊で再挿入は基本的に不可能
- 飲みきれない場合は「シャンパンストッパー」が便利
- ラップやキッチンペーパーである程度代用可能
ボトルの蓋ができずに困っていた方もぜひ記事の内容を参考に試してみてください。